「高エネルギー物理の将来」初稿 質議・討論





Q1
A    

 現在の場の理論で悪い点は重力場が量子化できないことだけである。
 現在の場の理論は発散、異常項などを生じ、良い理論とは言えない。

Q2

A  



 QED もそうだが、QCD は発散するからこそ漸近自由となり、実験とも合っている。発散しない相互作用では正しい理論にならない。
  QED も QCD も今用いられている局所的相互作用は正しい。これを(ひもなどで)広げて答えを収束させようとしてはいけない。私の主張は、収束する模型をつくれというのではなく、局所相互作用で発散など出ない場の理論を創れということである。


Q3

A 


 ハドロンから5桁下がった 10-20m 程度のところに階層があると言われるが、そんなものはなく、Planck 長まで砂漠なのではないか。
 この階層の存在はまだ実験では支持されていない。しかしクオーク・レプトンで電子とトップとの質量が5桁半違う。これを出すには 10 というスケールがあった方がよい。。


Q4
A 

 ニュートリノの本体は何か。 
  わからない。ニュートリノの質量は電子等の質量とは違うものだと思うが、どうして良いのかわからない。


Q5
A  








 超対称性について。 
 回転群、ローレンツ群は、生成演算子にスピノル演算子を追加することにより超代数に拡張できる。この超対称は我々空間の本質か?私はそうではないと思う。 理由1:連続ローレンツ不変性は厳密であるが、超対称性の片鱗も見られない(SUSY多重項など存在しない)。 理由2:超代数は基本表現(基本素粒子)にスピン整数と半奇数のもの(ボソンとフェルミオン)が混在しているものである。我々の目指してる究極理論は基本素粒子が極めて少数のもの、多分フェルミオン一元論であろう。ボソンはこれから合成されたもので基本粒子ではない。超対称はWignerの超多重項と同列の、合成された近似的対称であろう。


Q6
A 

 超対称性により発散がうち消されて収束する理論となる可能性がある。 
 超対称による発散の打ち消しは半世紀前の混合場と同様だが、有限個の混合ですべての発散がうち消せるとは思えない。




もどる